想定読者:オンライン会議・商談の議事録作成に時間を取られている個人事業主・副業者

公開予定日:2026年10月18日

目次

  1. この記事でわかること・対象読者
  2. 比較早見表
  3. 各サービスの特徴
  4. 用途別の選び方
  5. よくある質問
  6. まとめ

文字起こし・議事録AIツール比較|個人・副業向け無料プランで5選を比較

「商談やオンライン会議のあと、録音を聞き返しながら議事録を作るのに毎回時間がかかる」——複数のクライアントと並行してやり取りする個人事業主・副業者にとって、議事録作成は地味に負担の大きい作業です。この記事では、個人・副業・フリーランスの方が使いやすい文字起こし・議事録AIツールを5つ、無料プランの利用時間・議事録要約機能を中心に比較します。なお本記事は各ツールを実際に長期運用した体験レビューではなく、各社公式サイトの料金ページ・機能ページを一次情報として照合し、比較・整理したものです。ツール選定の参考としてご活用いただき、最終的な導入判断は必ず公式サイトの最新情報でご確認ください。

この記事でわかること・対象読者

この記事は、次のような方を想定して書いています。

読んでいただくと、以下がわかります。

比較早見表

まずは5サービスの無料プラン・料金の特徴を一覧で確認しましょう。

サービス無料プランの目安議事録要約機能主な利用シーン料金目安(有料・月額)
Notta月120分(1回あたり最大3分まで)有料プランで対応商談・打ち合わせの音声メモ、議事録作成1,980円程度〜
Rimo Voice無料トライアルあり(本格運用は有料中心)プロプランで対応まとまった長さの会議録音の高速文字起こし1,100円程度〜(文字起こしプラン)
toruno無料トライアルあり(本格運用は有料中心)法人プランで対応オンライン会議のテキスト・音声・画面記録個別見積もり(法人プランは月27,500円程度〜)
tl;dv永久無料(会議録画・文字起こしは無制限、AI要約は生涯10回まで)無料は回数制限あり、有料プランで無制限Zoom・Google Meetでの会議録画・自動要約3,080円程度〜(年払い)
スマート書記14日間の無料トライアルAIパック(オプション)で対応チームでの議事録編集・清書月10,000円程度〜(ライセンス料)

※上記は執筆時点(2026年8月)に各社公式サイトおよび紹介記事で確認した情報をもとにしています。文字起こし・議事録AIサービスは機能追加や料金改定が比較的頻繁に行われるため、実際に利用する前に必ず各社公式サイトの最新情報をご確認ください。

▶ 公式サイトを見る:Notta / Rimo Voice / toruno / tl;dv / スマート書記

各サービスの特徴

Notta

Nottaは、音声や動画を自動でテキストに変換する国産のクラウド型文字起こしサービスで、日本語を含む58言語に対応しています。リアルタイム文字起こし、録音ファイルのアップロード、オンライン会議への自動参加という3つの使い方ができ、商談の音声メモから会議の議事録作成まで幅広く使えます。

無料プランは月120分まで利用できますが、1回あたり最大3分までという制限があるため、短い音声メモの文字起こしや精度確認には向いていますが、まとまった長さの議事録作成には有料プランの検討が必要です。3日間の無料トライアルでは、ウェブ版300分・アプリ版1,800分まで制限なく試すことができます。

▶ Notta公式サイトを見る

Rimo Voice

Rimo Voiceは、高速な文字起こしに強みを持つ国産サービスです。文字起こしプラン(年払いで月1,100円程度)では月2,100分まで文字起こしができますが、議事録の自動要約や自動録画といった機能は含まれません。これらの機能を使いたい場合は、文字起こし時間が無制限になるプロプラン(年払いで月3,300円程度)への加入が必要です。

無料トライアルも用意されているため、まずは文字起こしの精度を確認してから本格導入を検討する、という使い方がしやすいサービスです。

▶ Rimo Voice公式サイトを見る

toruno(トルノ)

torunoは、リコーが提供する国産の議事録作成サービスで、オンライン会議の内容をテキスト・音声・画面の記録として残せる点が特徴です。個人向けプランと法人向けプランが用意されており、法人向けのAI要約対応プランは月30時間の文字起こしで月額27,500円程度からとなっています。

料金は月額基本料金に加えて、使用時間が超過した分の従量料金がかかる仕組みです。無料トライアルもありますが、対応OSがWindowsのみである点には注意が必要です。個人利用というよりは、チームでの本格的な議事録運用を見据えた場合に検討したいサービスです。

▶ toruno公式サイトを見る

tl;dv

tl;dvは、Zoom・Google Meetなどのオンライン会議を録画・文字起こし・要約できる海外製のツールです。無料プランが「永久無料」でクレジットカード登録なしに始められる点が大きな特徴で、会議録画は無制限、40以上の言語での自動文字起こし、自動スピーカー識別、Slack・メール・Googleカレンダーとの連携まで無料の範囲で使えます。

ただし、AIによる会議要約(AI Memos)の生成はアカウント全体で生涯10回までに制限されており、要約機能を本格的に使いたい場合は年払いで月3,080円程度のPROプランへの加入が必要です。オンライン会議の録画・文字起こしをまず無料で試したい場合に最有力の候補です。

▶ tl;dv公式サイトを見る

スマート書記

スマート書記は、法人向けに開発された国産のAI議事録ツールです。ライセンス料(月10,000円程度〜)には会議の録音、議事録エディタでの編集、音声・動画のアップロード、自動話者分離、タイムスタンプ機能などが含まれています。自動要約や清書といった高度なAIアシスト機能は、追加のAIパックというオプションで利用する仕組みです。

利用人数に応じて料金が見積もられる法人向けの料金体系のため、個人・副業での利用というよりは、チームでの議事録運用を本格化したい段階で検討する位置づけのサービスです。14日間の無料トライアルが用意されています。

▶ スマート書記公式サイトを見る

用途別の選び方

5サービスを一度に比較すると迷ってしまうため、目的別に整理します。

単発の商談メモを残したい人

短い音声メモや立ち話程度の記録であれば、無料プランでも使えるNottaが手軽です。1回あたりの制限はありますが、固有名詞の精度確認や音声メモのストック場所として活用できます。

定例会議の議事録作成を自動化したい人

Zoom・Google Meetでの定例会議を録画から要約まで自動化したい場合は、無料プランでも会議録画・文字起こしが無制限に使えるtl;dvが候補になります。まとまった長さの会議録音を高速で正確にテキスト化したい場合はRimo Voiceのプロプランも検討に値します。

チームで共有・清書までしたい人

議事録をチームで編集・清書し、社内に共有していく運用を想定するなら、法人向けの機能が充実したtorunoやスマート書記が候補になります。ただしいずれも料金は個人利用向けというより法人利用が前提の水準です。

よくある質問

Q. 無料プランだけで議事録作成は運用できますか?

短い音声メモの文字起こしであればNottaの無料プランでも対応できますし、オンライン会議の録画・文字起こし自体はtl;dvの無料プランで無制限に使えます。ただし、自動要約による本格的な議事録作成まで求める場合は、多くのサービスで有料プランへの切り替えが必要になります。

Q. 文字起こしの精度はどのくらい信頼できますか?

サービスや音声の状態(雑音の有無、話者数など)によって精度は変動します。固有名詞や専門用語は誤変換されやすい傾向があるため、重要な議事録は必ず人の目で確認・修正することをおすすめします。

Q. 個人利用と法人利用でどう選び分ければよいですか?

商談メモや自分用の記録が中心であればNotta・Rimo Voice・tl;dvといった個人でも導入しやすい料金帯のサービスが向いています。チームでの本格的な議事録運用を見据える場合は、toruno・スマート書記のような法人向けサービスも比較検討の対象になります。

まとめ

文字起こし・議事録AIツールは、それぞれ得意な使い方が異なります。

どのサービスも無料プランやトライアルから試せるため、まずは自分の使い方(単発の記録か、定例会議の自動化か、チーム運用か)に近いものを1〜2個試してみて、実際の使用感で比較するのが失敗しない選び方です。本記事は各社公式サイトの情報をもとにした比較であり、実際の利用感には個人差があります。契約前には必ず公式サイトで最新の料金・機能をご確認ください。

なお、Notta・Rimo Voice・tl;dvそれぞれの詳しい使い方や「向いている人・向いていない人」については、個別レビュー記事でも解説していますので、あわせてご参照ください。


本記事の料金・プラン内容は2026年8月時点で各社公式サイトおよび紹介記事を確認して作成しています。文字起こし・議事録AIサービスは仕様変更・価格改定が随時行われるため、実際の利用前には必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事はzaitakugear.com運営者が、各社公式サイトの料金・機能情報を照合して作成しました。情報の確認方法・訂正のご連絡先については運営者情報をご覧ください。