オンライン会議ツール比較|個人・副業向け無料プランの時間制限・人数制限で5選を比較
「副業の商談があるけど、Zoomの無料版は40分で切れてしまう」「クライアントとの面談用にどのオンライン会議ツールを使えばいいかわからない」——在宅ワークや副業で人と話す機会が増えると、こうした悩みに直面する人は少なくありません。
この記事では、個人・副業・フリーランスの方が使いやすいオンライン会議ツールを5つ、無料プランの時間制限・参加人数上限を中心に比較します。なお本記事は各ツールを実際に長期運用した体験レビューではなく、各社公式サイトの料金ページ・機能ページを一次情報として照合し、比較・整理したものです。ツール選定の参考としてご活用いただき、最終的な導入判断は必ず公式サイトの最新情報でご確認ください。
この記事でわかること・対象読者
この記事は、次のような方を想定して書いています。
- 会社員として働きながら副業をしており、クライアントとのオンライン面談・商談の機会がある人
- フリーランスとして独立し、打ち合わせを頻繁にオンラインで行っている人
- 「まずは無料で試したい」「アカウント登録なしですぐ会議を始めたい」という個人利用を考えている人
読んでいただくと、以下がわかります。
- 5ツール(Zoom/Google Meet/Microsoft Teams/Whereby/Chatwork)の無料プランでどこまで使えるか(時間制限・人数上限)
- 会議を開催・参加するのにアカウント登録が必要かどうか
- 録画機能が無料プランで使えるかどうか
- 「副業の商談・面談」「社内チームとの定例会議」「アカウント登録なしで手早く使いたい」など、用途別にどのツールが向いているか
比較早見表
まずは5ツールの無料プランの特徴を一覧で確認しましょう。
| ツール | 無料プランの時間制限(目安) | 参加人数上限(無料) | アカウント登録要否 | 録画機能(無料プラン) |
|---|---|---|---|---|
| Zoom | 参加者3人以上のグループ会議は1回40分まで | 最大100人 | 主催(ホスト)は登録必須、参加者はブラウザ参加も可能な場合あり | ローカル録画のみ対応(クラウド録画は有料プラン) |
| Google Meet | 参加者3人以上の会議は1回60分まで(1対1は最大24時間) | 最大100人 | 開催にはGoogleアカウントが必要 | 無料プランでは録画不可(Google Workspace有料プランで対応) |
| Microsoft Teams | グループ会議は1回60分まで(1対1は最大30時間) | 最大100人 | 開催にはMicrosoftアカウントが必要 | 無料プランでは録画機能に制限あり(本格利用は有料プラン向け) |
| Whereby | 1回30分まで | 最大4人(1ルームのみ) | 主催者はアカウント登録が必要、参加者はURLクリックのみでアプリ不要 | 録画機能は主に有料プラン向け(詳細は公式サイトで要確認) |
| Chatwork | 無料プランは1対1通話のみでグループ通話は非対応(明確な時間制限の記載は見当たらず) | 1対1のみ(有料プランでは最大14人の同時通話に対応) | 利用にはアカウント登録が必要 | 通話の録画機能に関する記載は見当たらないため公式サイトで要確認 |
※上記は執筆時点(2026年8月)に各社公式サイトで確認した情報をもとにしています。オンライン会議ツールは仕様変更が比較的頻繁に行われるため(Wherebyの無料プランは過去に「時間無制限・4人まで」から現行の「30分まで・4人まで」へ変更された経緯があります)、実際に利用する前に必ず各社公式サイトの最新情報をご確認ください。
▶ 公式サイトを見る:Zoom / Google Meet / Microsoft Teams / Whereby / Chatwork
各ツールの特徴
Zoom
Zoomは、在宅勤務・副業を問わずオンライン会議の定番として最も広く使われているツールの一つです。画面共有、チャット、バーチャル背景といった基本機能が無料プランでも一通り揃っており、初めて使う相手でもURLを共有するだけですぐに参加できる手軽さが強みです。
一方で、無料のBasicプランでは参加者3人以上のグループ会議が1回40分で強制終了してしまう点は、副業の商談・打ち合わせで特に気になるポイントです。40分を超える打ち合わせが多い場合は、有料のProプラン(40分制限が解除され、1回あたり最大30時間まで利用可能)への切り替えを検討することになります。
Google Meet
Google Meetは、Googleアカウントさえあれば追加のアプリインストールなしでブラウザからすぐに会議を開始・参加できる手軽さが特徴です。普段からGmailやGoogleカレンダーを使っている副業者であれば、招待から参加までの導線がスムーズで、相手にも「Googleアカウントでログインするだけ」で済むハードルの低さが評価されています。
無料プランでは、参加者が3人以上になると1回60分までという時間制限がかかります(1対1の会議であれば最大24時間まで利用可能)。録画機能は無料プランでは使えず、必要な場合はGoogle Workspaceの有料プランへの加入が前提になります。
Microsoft Teams
Microsoft Teamsは、企業の社内コミュニケーション基盤として広く導入されているツールで、会社員として働きながら副業をしている人にとっては「本業の会議はTeams、副業はZoomやMeet」というように使い分けているケースも多いようです。チャット・ファイル共有・会議が1つのアプリに統合されている点が特徴です。
無料版ではグループ会議が1回60分までに制限されますが、1対1の通話は最大30時間まで利用できます。録画機能は無料版では制限があり、クラウド録画などを本格的に使いたい場合はMicrosoft 365などの有料プランが必要になります。
Whereby
Wherebyは、専用アプリのインストールが不要で、URLをクリックするだけでブラウザから会議に参加できる手軽さを重視したツールです。副業の商談相手やクライアントに「アプリを入れてください」とお願いする手間を省きたい場合に向いています。
ただし、無料プランは2025年頃の仕様変更により、1ルーム・最大4人・1回30分までという制限が設けられています。以前は「時間無制限」だった時期もあるため、古い情報を目にした場合は現行の制限と異なる可能性がある点に注意してください。少人数(4人以下)の短時間の打ち合わせであれば無料プランでも十分ですが、人数や時間が増える場合は有料プランの検討が必要です。
Chatwork
Chatworkは、ビジネスチャットを主軸としながら音声・ビデオ通話機能も備えた国産ツールです。副業のクライアントとの日常的なやり取りをチャットで完結させつつ、必要なときだけ通話に切り替えられる点が特徴で、個人事業主や小規模チームでの利用率が高いツールです。
無料プランの通話機能は1対1に限定されており、複数人でのグループ通話を行いたい場合は有料のビジネスプラン以上(最大14人まで同時通話に対応)への加入が必要です。「オンライン会議ツール」というよりは「チャットの延長で通話もできるツール」という位置づけで捉えると使い方のイメージがつかみやすいでしょう。
用途別の選び方
5ツールを一度に比較すると迷ってしまうため、目的別に整理します。
副業の商談・面談で使いたい人
初対面のクライアントとの商談・面談では、相手にアプリのインストールを求めずに済むGoogle MeetやWherebyが候補になります。40分以上の商談が多い場合は、無料プランのままだと会議が途中で切れてしまう可能性があるため、Zoomの有料プランへの切り替えも視野に入れておくとよいでしょう。
社内チームとの定例会議で使いたい人
本業の会社が既にMicrosoft 365やGoogle Workspaceを導入している場合は、社内のフローに合わせてMicrosoft TeamsやGoogle Meetを使うのが自然です。副業先のチームでも同様のツールが使われているケースは多く、新たに別ツールを覚える必要がない点はメリットです。
アカウント登録なしで手早く使いたい人
「毎回URLを送るだけで、相手にアカウント登録の手間をかけたくない」という場合は、参加者側のハードルが低いWherebyやGoogle Meet(ブラウザ参加)が使いやすいでしょう。ただし主催者側のアカウント登録は多くのツールで必要になるため、事前に準備しておく必要があります。
よくある質問
Q. 無料版の時間制限は、本当に会議の途中で強制終了しますか?
はい。ZoomのBasicプランやGoogle Meet・Microsoft Teamsの無料版では、規定の時間(Zoomは40分、Google Meet・Teamsは60分が目安)を超えるとグループ会議が終了する仕様です。ただし終了後に新しい会議リンクを発行して再接続する、あるいは有料プランに切り替えるといった対処法があります。Zoomの時間制限への具体的な対処法については、別記事「Zoom無料版の時間制限を回避する方法」でも詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。
Q. 録画したデータはどこに保存されますか?
ツールによって異なります。Zoomの無料プランはパソコン内へのローカル録画のみに対応しており、クラウド上への保存には有料プランへの加入が必要です。Google MeetやMicrosoft Teamsは、有料プランであればそれぞれGoogleドライブやMicrosoft 365のクラウドストレージに自動保存される仕組みが用意されています。保存先の容量やアクセス権限は各社の仕様変更が入りやすい部分のため、録画を前提に選ぶ場合は公式サイトで最新の仕様を確認することをおすすめします。
Q. 無料プランだけで副業の商談・面談は十分ですか?
30分〜40分程度で終わる短めの打ち合わせであれば、多くのツールで無料プランでも運用できます。ただし、初回の商談が長引きやすい、複数人での定例会議が多いといった場合は、時間制限や人数制限に引っかかる可能性があるため、比較早見表で自分の使い方に合うかを事前に確認しておくと安心です。
まとめ
オンライン会議ツールは、それぞれ得意な使い方が異なります。
- 最も汎用的で相手にも馴染みがあるのはZoom(ただし無料版は40分制限)
- Googleアカウントだけで手軽に始めたいならGoogle Meet
- 本業・副業先が既に導入している社内基盤に合わせるならMicrosoft Teams
- アプリ不要で相手の手間を最小限にしたいならWhereby(ただし4人・30分までの制限あり)
- チャットの延長で軽い通話をしたいならChatwork
どのツールも無料プランから試せるため、まずは自分の使い方(商談の頻度・時間・参加人数)に近いものを1〜2個試してみて、実際の使用感で比較するのが失敗しない選び方です。本記事は各社公式サイトの情報をもとにした比較であり、実際の利用感には個人差があります。契約前には必ず公式サイトで最新の料金・機能をご確認ください。
なお、Zoom・Google Meet・Chatworkそれぞれの詳しい使い方や「向いている人・向いていない人」については、個別レビュー記事でも解説していますので、あわせてご参照ください。
本記事の料金・プラン内容は2026年8月時点で各社公式サイトを確認して作成しています。オンライン会議ツールは仕様変更・価格改定が随時行われるため、実際の利用前には必ず各社公式サイトで最新情報をご確認ください。