Notionのタスク管理としての使い方レビュー|向いている人・向いていない人を解説
「メモや資料はNotionにまとめているけれど、タスク管理も同じアプリでできないだろうか」——すでにNotionを情報整理に使っている副業・在宅ワーカーであれば、一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
本記事は、Notionを実際に長期運用した体験レビューではなく、公式サイトの料金ページ・機能ページを一次情報として照合し整理したものです。ツール選定の参考としてご活用いただき、最終的な導入判断は必ず公式サイトの最新情報でご確認ください。
ツール概要(料金・主要機能)
Notionは、メモ・ドキュメント・タスク管理を1つのワークスペースに統合できるオールインワン型ツールです。「ページ」と「データベース」という2つの基本要素を組み合わせることで、Wikiのような情報整理から、タスク一覧の管理まで幅広く対応できます。
料金プランはフリー・プラス・ビジネス・エンタープライズの4段階です。フリープランでも個人利用であればページ数・ブロック数は実質無制限に使えますが、1ファイルあたりのアップロード容量が5MBまで、ページ編集履歴の保持期間が7日間までといった制限があります。Notion AI(文章生成・要約などのAI機能)はビジネスプラン以上でのみ利用可能で、フリー・プラスプランには含まれません。
タスク管理機能の使い方(データベース・ビュー)
Notionでタスクを管理する場合、まず「データベース」を作成し、タスクごとに「ステータス」「担当者」「期限」「優先度」といったプロパティ(項目)を設定します。同じデータベースを、以下のように複数の見え方(ビュー)で切り替えて表示できるのが最大の特徴です。
- テーブルビュー:スプレッドシートのように一覧で確認・編集できる
- ボードビュー:「未着手/進行中/完了」のようにカンバン形式でタスクを移動できる
- カレンダービュー:期限をカレンダー上で確認できる
- タイムラインビュー:ガントチャートのように期間を横棒で可視化できる
副業や個人事業のタスク管理では、案件ごとのメモ・請求情報・成果物リンクを同じページ内にまとめ、そこにタスクデータベースを埋め込む使い方が特に相性が良いです。テンプレート機能を使えば、案件が増えるたびに同じ構成のページをワンクリックで複製できます。
向いている人
Notionのタスク管理は、次のような人に向いています。
- すでにNotionでメモ・議事録・資料を管理しており、タスクも同じ場所にまとめて情報を一元化したい人
- 案件ごとに「メモ+タスク+関連ファイル」をセットで管理したい副業・フリーランスの人
- テーブル・ボード・カレンダーなど、複数の見え方を自分でカスタマイズしながら使いたい人
- 無料プランでまず試してみたい人(個人利用であれば無料の範囲でも実用上十分なケースが多い)
向いていない人
一方で、次のような人にはやや不向きな面もあります。
- タスクをとにかく素早く登録・消化したいだけで、データベース設計に時間をかけたくない人(自然言語入力が得意なTodoistの方が向いていることがあります)
- カンバン方式の操作感をシンプルに使いたいだけの人(Trelloの方が学習コストは低めです)
- チームメンバーへのタスク割り振りや進捗管理を厳密に行いたい人(Notionでも不可能ではありませんが、プロジェクト管理専用ツールの方が機能面で手厚いことが多いです)
- Notion AIなどのAI機能を無料〜プラスプランの範囲で使いたい人(AI機能はビジネスプラン以上が必要です)
代替ツールとの比較
「まずはシンプルにタスクだけ管理したい」という場合は、以下のツールも比較検討をおすすめします。
- Trelloレビュー:カンバン方式に特化しており、ボード操作の分かりやすさを重視する人向け
- Todoistレビュー:自然言語入力や繰り返しタスクの設定が得意で、日々のToDo消化をスピーディーに行いたい人向け
いずれもNotionより学習コストが低い分、情報の一元管理という強みはNotionほど発揮できません。「情報整理も含めて1つにまとめたいか」「タスク管理だけをシンプルに済ませたいか」が選び分けの軸になります。
料金プラン詳細
- フリープラン:0円。個人利用ならページ・ブロック数は実質無制限。ファイルアップロードは1件5MBまで、ページ編集履歴は7日間保持。
- プラスプラン:1人あたり月額1,800円前後〜が目安です(年払いの場合)。公式サイトの英語版では月額US$10/メンバー(年払い時)と案内されており、契約する地域・支払い方法(Web/モバイルアプリ経由など)によって円建て表示額が変動する場合があります。個人・小規模利用の中心プランです。
- ビジネスプラン:Notion AI・高度な権限管理・SAML SSOなどが必要な小規模チーム向け。料金・機能の詳細は公式サイトでの確認をおすすめします。
- エンタープライズプラン:大規模組織向けで、監査ログや高度なセキュリティ機能などが含まれます。
学生・教職員は条件を満たせばプラスプラン相当を無料で利用できる制度もあります。詳細な適用条件は公式サイトでご確認ください。
※料金・プラン内容は執筆時点(2026年8月)に公式サイトで確認した情報をもとにしています。SaaSは価格改定が頻繁にあるため、契約前に必ず公式サイトの最新情報をご確認ください。
よくある質問
Q. 無料プランだけでタスク管理は十分ですか?
タスクの件数・チームの人数が少ないうちは、無料プランでも十分に運用できるケースが多いです。ただし、ファイルアップロードの容量制限やページ履歴の保持期間には注意が必要です。写真や資料を多く添付する使い方をする場合は、有料プランへの切り替えも視野に入れておくとよいでしょう。
Q. NotionでガントチャートやTodoリストは作れますか?
タイムラインビューを使えばガントチャートに近い表示ができ、テーブルビューやリスト表示に近い設定にすればシンプルなToDoリストとしても使えます。ただし、いずれも自分でデータベースとビューを設定する必要があるため、「最初から用意されたToDoリスト」を求める場合はTodoistなどの方がすぐに使い始められます。
Q. 途中でTrelloやTodoistに乗り換えることはできますか?
Notionはページ・データベースの内容をCSVやMarkdownでエクスポートできます。ただし他ツールへの完全な移行(プロパティやビュー設定の再現)は手動作業になることが多いため、乗り換えを検討する際は各ツールのヘルプページで移行方法を事前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ
Notionのタスク管理機能は、「メモ・資料・タスクを1つのワークスペースにまとめたい」という人に強みを発揮するツールです。一方で、シンプルにタスクだけを素早く消化したい人には、TodoistやTrelloのような専用ツールの方が向いている場合もあります。
まずは無料プランで、自分の案件管理にNotionのデータベース機能が合うかどうかを試してみることをおすすめします。7ツールを横並びで比較したい方は、タスク管理ツール比較記事もあわせてご参照ください。
本記事の料金・プラン内容は2026年8月時点で公式サイトを確認して作成しています。SaaSは価格改定・プラン変更が随時行われるため、実際の契約前には必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。